こんにちは、皆さんはいま沖縄の海に深刻な問題が発生している事を知っていますか?
うるま島と呼ばれた沖縄の周辺の海に、ある異常や人工的に自然が破壊されてきています。
珊瑚の減少
うるま島?って思う方のために少し説明します。
『うるま』という言葉は、沖縄の方言で珊瑚(サンゴ)という意味です。
沖縄県がうるま島と呼ばれる由来は、島の周りに珊瑚礁がたくさんあるからです。珊瑚礁は色や形大きさも様々で、プロダイバー曰く海中の彩り豊かなお花畑と言われているぐらいです。
しかし最近の沖縄周辺の海中では、海中の温暖化が原因でサンゴの白化現象が数多くみられていてサンゴの死骸が増え続けているんです。しかし数多くのダイバーの方やボランティアの皆さんががんばってサンゴの養殖・植えつけをしているおかげで、徐々にではありますがうるま島と呼ばれた沖縄県を取り戻しつつあります。
埋め立てによる生態系の破壊
沖縄県は、戦後アメリカ軍の統治下にありアメリカ軍の基地と変わらぬ扱いを受けていたため、山や海岸線を好き放題に開拓されていたんです。
その開拓の一つが埋め立てです。沖縄県の周辺の海は、遠浅になっているため大きい母船は沖の方に停泊しないといけない為、乗組員や荷物の運搬にとても不便なため主要な場所を埋め立てて母船が直接港につけられるようにした事が始まりです。
たった1箇所埋め立てをするだけで潮の流れが変わり、その周辺の生態系が激変してしまうのです。埋め立てする側は自分たちの不便さをなくすために、島を有効活用していると満足していますが、実際やっている事はただの自然破壊です。
最近では、辺野古に基地を移設するために周辺海域を埋め立てるだのと色々論争していますが、ただ沖縄県がアメリカや日本政府の言いなりになっているだけとしか思えません。例え埋め立てしないやり方を選択したとして、支柱を海中に何本も立てる事だけでも潮の流れは変化して生態系が崩れそれまで生息していた生き物がいなくなってしまう事だってあるんです。
県内や県外の方々が少しでも沖縄に興味や関心を抱いてもらえるだけでも自然豊かな沖縄を維持できるのではないでしょうか。
読んで下さった皆さんに
僕は、僕の子供や孫に沖縄の豊かな自然を少しでも残したい気持ちでいっぱいです。
沖縄県民の皆さんはみな同じような、想いを持っていると思います。県外の方の中にもそのような想いを持ってくれている方がいると信じています。
これから先沖縄には数々の問題が発生する事も予想されます。
そこでこの記事を広めて、少しでも多くの方に沖縄の現状に関心を持ってもらうためにお手伝いをお願いします。